映画版は以前DVDで見ていたのですが、
原作である小説を読みました。
『たかこ』と『とおる』がこのときこう思っていたんだ~!
というのがわかって面白かったです。
今回は映画を見てから原作を読んで良かったと思いました。
映画は、原作をちゃんと表現していて、
原作も映画も同じ雰囲気で、とっても良かった。
映画版にも出てくるセリフですが、
『でもさ、もう一生のうちで、二度とこの場所に座って、このアングルからこの景色を眺めることなんてないんだぜ。』
という言葉。
主人公のセリフではないのですが、
心に残りました。
たしかに瞬間瞬間でそんな風に思った事があったし、
今、この言葉と共に振り返ると、
二度と昔のことは戻らないし、今のこの生活も、この一瞬も、
本当に『今』だけなんだ。
あたりまえの事かも知れませんがすごくそう思います。
なにか、ついつい雑になってしまう日常の事も、
何年かしたら、懐かしくてたまらない出来事になるのでしょうね。
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